三つ葉のクローバー

ラブライブ!が好きです。無印の推しは穂乃果、希。サンシャインはダイヤ。新田恵海さんのファンです。

挿入歌で振り返るラブライブサンシャイン

 2期が始まる前に1度1期を振り返っておこうと。全話振り返ってみようかとか全キャラ振り返ってみようかとかいろいろ考えたけどせっかくアイドルモノだから歌で振り返ってみようかと。HPPT埼玉にむけてコール覚えるので忙しいから全話レビューは時間がかかりそうで厳しいし。

 

 

青空Jumping Heart

 新しいスクールアイドルの物語に期待と不安を抱いてテレビの前で正座する我々を真っ先に殴ってくる一曲。LoveLive second winnerの表示の後に流れ始めるからすごい。作中ではμ'sのことを指しているけど当然ラブライブプロジェクト2代目としてのAqoursの意味も込めているんだろう。そこにwinner。曲の出だしが「見たことない夢の軌道追いかけて」あれだけ大きな夢を見せてくれたμ's,そこからさらに見たことない夢の軌道を見せてくれるのか。しかしラブライブのCGもずいぶん進歩したなあとはじめて見たときは思った。

 0から1へ一歩踏み出すAqoursの物語のテーマソング。「見たことない夢の軌道」「どんなことが起こるのかわからないのもたのしみさ」「説明はできないけど大丈夫さ」「ゴールはどこ?どこだろう?わからない!」とにかくわからないことがたくさんなまだ0な彼女たちの勇気が騒いでる曲。

 

決めたよHand in Hand

 サンシャインで一番好きな曲を選べと言われたらこの曲か想いよひとつになれで悩むところ。

 ススメ→トゥモロウといろいろ比べたくなる。アニメの冒頭で穂乃果のソロから始まって一気に作品の世界に引き込んでくれたススメ。それに対してこの曲は千歌のソロパートから始まるわけではない。千歌が普通星人だから。

 ススメの「可能性感じたんだそうだススメ!」に対して「夢が生まれる予感はただの錯覚じゃないはずさ」、「可能性ある限りまだまだ諦めない」に対して「動き出さなきゃ始まらないよ」劇場版で一人で飛んだ穂乃果に対して「一緒にだったら飛べるかな」とにかく突き進んだ穂乃果に比べると、変われ今日からと自分に言い聞かせながら、それでも今日から変わりたいと願う普通の女の子のエネルギーが伝わってくる曲。最後のサビ前の千歌ソロパートの「夢が生まれる予感はただの錯覚じゃないはずさ」のところが大好き。多少調子外れでも叫ぶ普通星人の意志が伝わってくる。この曲略すなら何になるんだろう。決めたよ?それともHiH?

 

ユメ語るよりユメ歌おう

 とにかく青春のキラキラ感が伝わってくる。

 千歌の手を梨子が掴み返すところで初めて流れる曲。梨子に手を差し伸べた千歌は普通星人から人を笑顔にするスクールアイドルへの一歩を踏み出す。梨子は千歌の手を取ってピアノを再開する。千歌のユメ語る言葉に梨子がメロディをつけてユメを歌う歌にする。

 「君が願うことを僕も願ってた心は近づいてるそれが嬉しいね」のパートが3年生なのがとても素敵。それぞれのことを想うあまり離れてしまった3年生が心は近づいてるそれが嬉しいねと素直に歌って抱き締め合う。

 ラブライブのエンディング曲はどれも名曲。キラキラ、青春。しかしこの曲エンディングの映像の海辺を歩く女子高生っていう構図にほんとうに合う。

 

ダイスキだったらダイジョウブ!

 この衣装を作った曜ちゃんたぶんスクールアイドルの衣装にあんまり興味ないよね?千歌ちゃんが喜ぶようにμ'sのスタダっぽいデザインにSDSのトランプ柄を仕込んでいかにも千歌ちゃんが喜びそうなデザインに仕上げたって感じ。次の曲までにG'sでは衣装担当のルビィが加入するから大まかなデザインは彼女の担当になっているのでしょう、たぶん。

 東京でこれを歌えば少しは票が入ったんじゃないかと思う。「やってみよう決めたのはどうしてかを説明できる言葉は少ないけど」そんな応援したくなる新人スクールアイドルなフレーズがたくさん仕込まれた曲。この曲も略すなら何になるんだろうか。

 

夢で夜空を照らしたい

 この曲は大会で歌うには向いてないだろうなあと思う。2番目で盛り上げるには静か過ぎるし空飛ぶ提灯もステージでは出せないし。

 それでもこの曲を歌ったのはそれだけこの曲が千歌にとって思い入れのある曲だから。今までμ'sの「ユメノトビラ」を追いかけてきた千歌が「それは階段なのかそれとも扉か夢の形はいろいろあるんだろう」とただμ'sを追いかけることをやめた曲。「ここには何もない。助けてって心の中でずっと叫んでた」千歌が「波が映した星の輝き遠い憧れの色」と内浦の景色を詩にしてここから始められるんだと気がついた曲。

「これは約束それとも祈り」と今度こそ曜ちゃんと一緒にやり遂げたいという千歌から曜への想いも感じる。

 ライブで見たときは会場がオレンジ一色のサイリウムで埋まる光景が本当にきれいだったなあ。

 

未熟DREAMER

 アニメで初めて聞いたときは「みんなとなら無理したくなる」ってまだ無理するんかいと思った。フルで「ひとりじゃない無理しないでね」ってフレーズが入っていてよかった。これは下級生から3年生へのメッセージかな?歌詞カードを見れば見るほど解説とか感想とか無粋なことだなあと思う。歌詞カードを見るだけで十分。

 ルビィがダイヤに衣装を渡すあのシーン、ダイヤにとっては自分のワガママで傷つけたルビィに赦された瞬間でもあったんじゃないかな。ダイヤがAqoursへの加入を渋るのにはルビィを傷つけた負い目もあった。そこにルビィがただただ大好きなお姉ちゃんと一緒にアイドルをやりたいという気持ちで衣装を差し出す。花丸にもダイヤにも自分の気持ちを大切にしろといわれたルビィは「私があなたと一緒にアイドルをやりたいの」という答えを返す。

 

想いよひとつになれ

 梨子が作曲した海に還るものがベースになった曲。「あまりいい曲じゃない」と自嘲したこの曲が千歌ちゃんに「素敵な曲だね」といってもらえたことで大会に出場するための曲になるし新曲のベースにもなる。

 ラブライブサンシャインって乗り越える成長の物語ではなく他者が肯定してくれるから自分を肯定できる自己肯定の物語なんですよ。成長するなら梨子がよりいい曲を書くって筋書きでもよかったはず。

 梨子だけじゃない。3年生は相変わらず「みんなとなら無理したくなる」し曜は自分から想いを伝えることはなかった。善子は堕天使を卒業し損ねた。自分を肯定してくれる人間がいるから欠点を含めて自分のままでいられるのです。

 曜と千歌の物語の回で流れた曲だけど今までの物語を総括したような歌詞。「近づいたり離れたりだったねうまくいかなくてずっと伝えられないことがあったよ」とソロパートを紡いでいく3年生だったり。中でも好きなのは最後のサビ前の「かけがえのない日々を過ごしてたんだいまさらわかったひとりじゃないかけがえのない日々を積み重ねていまさらわかったひとりじゃない」と鞠莉、果南、曜、善子、ダイヤ、ルビィ、花丸、千歌の順にソロパートを回しているところ。あの2年間を含めてかけがえのない日々だと歌う果南と鞠莉。11話まで来ていまさらわかった曜。「嫌だったら嫌だって言う!」と言ってくれた友達がいたからひとりじゃなくなって堕天使を続けることができた善子。やっぱりあの2年間を含めてかけがえのない日々を過ごしてきたダイヤとルビィ。ルビィからソロパートを継ぐのは花丸。ひとりぼっちの本の世界に戻ろうとしたところをルビィに連れ戻されて自分がひとりじゃないことにいまさら気づいた花丸。

 長い間奏は梨子のピアノソロ。梨子は歌っていないけど9人の曲。違う場所に向かうとしても想いはひとつ。「私と一緒じゃ嫌なの?」と問う梨子への千歌の答えと想いとがたくさん詰まった曲。

 

MIRAI TICKET

  いろいろと物議を醸した最終回の曲。最終回を締めるかのような曲だけど彼女たちはまだ一歩目を踏み出したばかりなんですよね。千歌が天井の光に手をかざす動作はどんなときもずっとの穂乃果は「本気の夢で明日を掴む」の動作とほぼ同じ。でも千歌はその手を握り締めない、なぜなら彼女はまだ夢を掴んではいないから。

 ミライチケットをやっと手にしたAqoursがこれからどこに行くのか、2期が気になって仕方ない!

 

 サックリやるために挿入歌で振り返ったはずなのに思ったより長くなった。近未来ハッピーエンドとかGALAXY HidE and SeeKとか語りたい曲はまだまだあるからこれ以上増えないうちに全曲レビューとかやってみたいけど実はまだ手に入れてないCDもあるしどうしたもんか。

 曲で物語を振り返るのは楽しかったし無印の感想はブログで書いたことがないから無印でもこれやってみたい。