読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

三つ葉のクローバー

ラブライブ!が好きです。無印の推しは穂乃果、希。サンシャインはダイヤ。新田恵海さんのファンです。  ツイッター→https://twitter.com/konoha_chan_jp

ふつうの善子と堕天使ヨハネ(ラブライブサンシャイン5話感想)

 善子ちゃんすごい人気ですよね。ゲーマーズ沼津店をリトルデーモン店に変えてしまったし3rdのセンター総選挙でも中間発表の時点で1位を取っています。そんなわけで5話も何回も見ているしアニメもとっくに放送が終わったあと、今さらですが5話「ヨハネ堕天」と善子ちゃんについて一度振り返ってみたいと思います。

 

 善子ちゃん、プロフィールだけ見てもなかなかひねくれた子なんですよね。堕天使のくせにイメージカラーはホワイトだしみかんの名産地が舞台なのに嫌いな食べ物がみかん。

 堕天使キャラで通してるけど本当の本当に憧れているのは天使なんですよね。幼稚園の頃はいつか羽が生えて天に帰ると言ってましたし。人間から堕天使になったわけじゃないんですよね。天使→堕天使→人間なんですよ。結局は堕天使をやめることはありませんでしたが。いつ、なにがきっかけで天使ではいられずに自分の憧れの象徴を堕天使にしたのか。そもそもの憧れである天使を取り戻せる日は来るのか。いずれ語られる日が来るのかもしれない。来ないかもしれない。

 みかんが嫌いだってのも食べ物としてのみかんが嫌いっていうよりはみかん畑しかない田舎の風景が嫌いなんじゃないかって気がするんですよね。彼女自分が都会っ子だってことよくアピールしてるし。そもそも松月で普通にみかんジュース飲んでたし。彼女が変えたかった「普通の自分」の中に「田舎で生まれた自分」ってのも含まれていたんじゃないかなあと。

 5話で善子ちゃんは普通でいるのが嫌だったんじゃないかって花丸ちゃんが言ってましたが普通じゃないってのは決してイコール特別だってことではないんですよね。むしろ悪い意味のことのほうが多い。成長してくるとみんなだんだん気づいてきちゃうんですよね。善子ちゃんは頭がいいから自分が中学時代に表現しようとしていた特別への憧れってのは奇行でしかなかったって高校に入る頃には自分で気づいちゃってるんですよ。

 だから自分が周りにどう思われているかをすごく気にするし花丸にも「クラスのみんな私のことなんて言ってた?」なんて聞いたりするんですよ。普通に戻ろうとした善子ちゃんはそれでもどうしても堕天使が出てきちゃうから特別への憧れもなにもかも捨てようとするんです。最終話で堕天使ヨハネが「私が輝ける場所はどこ?」って言ってましたが善子ちゃんはヨハネ、特別への憧れを表現できる場所なんてないと思ってたから全部捨てようとするんですよね。

 善子ちゃんが欲しかったのは場所っていうよりヨハネを受け入れてくれる友達だったんじゃないかなあとも思うんですよ。中学時代は友達がいなかったっていうし高校に来ても引かれることを何よりも恐れている。ノリノリでリトルデーモン4号をやってくれたルビィと突っ込んでくれる花丸、そして「嫌だったら嫌だって言う!」って言ってくれた千歌ちゃんがいたからこそヨハネは輝ける場所を見つけられたんじゃないかと。普通の自分を変えたいと思ってスクールアイドルを始めた千歌ちゃんだからこそ善子ちゃんの特別への憧れも自分が普通だって言う気持ちもよくわかったし堕天使を捨てて欲しくなかったんだと思うんです。

 「うわっ」って思っても離れずにいてくれる友達の存在こそがヨハネの輝ける場所だしスクールアイドルのキラキラなのではないかなあと思うのです。