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三つ葉のクローバー

ラブライブ!が好きです。無印の推しは穂乃果、希。サンシャインはダイヤ。新田恵海さんのファンです。  ツイッター→https://twitter.com/konoha_chan_jp

くやしくないの?渡辺曜ちゃんがほしかった返事って?(ラブライブサンシャイン8話感想)

 サンシャイン8話、見ていてこっちまで辛くなるような回でしたね。千歌ちゃんが最後まで泣けないんじゃないかってハラハラしました。無印の主人公がどこまでも無理して突っ走って倒れてしまった子だったので。8話の最後に降っていた雨は千歌ちゃんを泣かせてくれたんですよね。サンシャインってタイトルとは対照的に雨が優しいアニメです。

 さて、リーダーとして千歌ちゃんが無理して笑ってるところに曜ちゃんと梨子ちゃんがかけた言葉、これがまたすごく対照的なんですよね。曜ちゃんは「くやしくないの?」「やめる?」しかもどっちも2回繰り返してる。それに対して梨子ちゃんは「大丈夫?」これってこの2人がスクールアイドルになった動機の違いそのものだと思うんですよ。

 

 梨子ちゃんはピアノが弾けなくなって、なにをやっても楽しくなくて…変われなくて…そんな状態で逃げるように内浦に引っ越してきてそこで千歌ちゃんに「やってみて変われたら、笑顔になれたらまたピアノ弾けばいいよ」って誘われてスクールアイドルを始めるんですよね。自分がひとりぼっちで辛いときに寄り添ってもらえたから今度は逆に千歌ちゃんがひとりで抱え込んで辛いときに寄り添ってあげられるんですよね。あとは千歌ちゃんが「自分は普通星人だ」というのを聞いてるからすごいスクールアイドルを見て仕方ないよという千歌ちゃんの言葉も理解できる。

 それに対して曜ちゃんがスクールアイドル始めたのは「千歌ちゃんと本気で何かを一緒にやってみたかったから」なんですよ。この時点でもう梨子ちゃんとは真逆なんですよね。本気でやりたいから、ラブライブで勝つためには東京の子たちとの差を仕方ないなんて言葉で済ませちゃいけないから、千歌ちゃんに本気になってほしいから「くやしくないの?」って聞くんですよね。そこで満足だって千歌ちゃんに言われちゃったから更に突っ込んじゃうんですよね。「スクールアイドルやめる?」って。今までの千歌ちゃんはやめないって即答してくれた。だから自分もスクールアイドルやることにした。だから今回もきっとそう言ってくれるだろうと。でも千歌ちゃんは何も言えずに帰っちゃうんですよね。そこで曜ちゃんは気づいたんだと思うんですよ。千歌ちゃんがなにも言い返せないくらい思いつめてたってことに。だから家に帰ってため息ついてたんじゃないかなあと。(もしかしたら昔は何かあるたび曜ちゃんが「やめる?」って聞いたら千歌ちゃんが「もうやめる!」って答えたようなことがあったのかもしれませんね)

 だから最後に千歌ちゃんが悔しいって素直に言ってくれて、それだけ本気だったんだってわかってみんなと一緒に嬉しそうな顔するんですよ。

 曜ちゃんは千歌ちゃんにすごく期待してますよね。曜ちゃんが飛び込みの選手としてもすごくて衣装も作れてアイドルとして集客もできて、そんな子なのに千歌ちゃんと一緒に何かをやりたいって思うだけでもすごく期待してる。それどころか「千歌ちゃんはいままで夢中になったことがないだけでほんとはすごいんだ」って言ってますもんね。曜ちゃんほどの子が。

 それに対して千歌ちゃんは曜ちゃんにすごく遠慮してるところがありますよね。曜ちゃんを最初スクールアイドルに誘わなかったのもそうですし、「私が悲しそうな顔したらみんな落ち込むから」って気を使っている対象に曜ちゃんが入ってるんですよね。小さい頃から一緒にいる幼なじみの曜ちゃんが。

 自分と対等の存在でいてほしい曜ちゃんとすごい幼なじみに引け目を感じている千歌ちゃんがまた対照的です。千歌ちゃんが自分のことを普通星人だと思っていることを曜ちゃんにぶつけられる日がくるのか。あるいは曜ちゃんが千歌ちゃんのそれをわかってあげられる日は来るのか。

 次回のタイトルは未熟DREAMER. 未熟でも夢を見るんだ。普通なのにキラキラしてたからスクールアイドルに憧れたんだ。1に進むために一度原点に帰る、ゼロに立ち戻る。そんなことを思わせてくれるタイトルで話も曲もとても楽しみです。